「なんだか耳が聞こえにくい」と感じたとき、まず疑うのは「難聴」ではないでしょうか。しかし難聴は、発症する原因によって複数の種類に分類されます。本記事では、難聴の種類や、それぞれの対処法などについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
\聞こえでお悩みですか?/
「テレビの音が大きいと言われた」「インターホンや家族の呼びかけに気付かなかった」・・。
年齢とともに聞こえが悪くなっていく加齢性難聴は、補聴器を適切に使用することで改善させられることがほとんどです。しかしながら、補聴器って種類が多いし、値段もピンキリ。自分に合う補聴器はどんなものなのか、探すだけで骨の折れる作業ですよね。
うぐいす補聴器は、スタッフ全員が専門資格を有する「聞こえの専門家」。おひとりおひとりの聞こえやライフスタイルに合わせた補聴器のご提案が可能です。
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【この記事の監修者】
田中智子(認定補聴器技能者・うぐいす補聴器 代表取締役)
補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。
目次
難聴の種類は3つ
「難聴」とは、その名のとおり聞こえが悪くなってしまうもの。難聴は大きく分けると
- 伝音難聴
- 感音難聴
- 混合性難聴
の3つに分類されます。
聞こえが悪くなる原因にはさまざまなものがありますが、耳の器官のどの部分に異常が生じているかによって発症する難聴の種類は変わってきます。
伝音難聴は、耳の外側や、中耳の部分に異常が生じることによって起こる難聴です。対して、さらに奥の器官である内耳や、聴神経に何らかの異常が生じると、感音難聴を引き起こします。
伝音難聴と感音難聴の両方の症状がみられる場合の難聴は、混合性難聴といいます。
それぞれの難聴の聞こえ方や対処法は、次にご紹介します。
伝音難聴
伝音難聴は、外耳や中耳に異常が生じることによって、その奥にある内耳まで音が届きにくくなるために起こります。発症すると、耳をふさいだ時のようなこもった聞こえ方になるのが特徴です。
伝音難聴の原因と対処法
伝音難聴を発症する原因となるのは、中耳炎や真珠腫などの疾患によるものや、先天的な中耳の奇形などがあります。さらに、意外かもしれませんが、平手打ちや激しいスポーツ、力の強い耳かきなど、物理的な圧力で鼓膜が傷つき、難聴を引き起こすケースもあります。
疾患が原因となっている場合には、薬物療法などで難聴を改善させられる場合もあるので、まずは治療にて対処ができないか検討しましょう。もし、治療の手段をとったあとも難聴が改善しないようであれば、必要に応じて補聴器などを使って音の大きさを補助するのが良いでしょう。
伝音難聴の場合は、音を大きく増幅させることが効果的ですので、あまり騒がしくない場所でなら大きな声で話しかけるようにするだけでも聞き取りがラクになる場合もあります。
感音難聴
感音難聴は、音の情報を電気信号に変換して脳へ届ける役割をする、内耳や聴神経などの異常によって起こる難聴です。内耳は音の大きさと高さの知覚を鋭くする役割があると考えられているので、音の高さの区別が困難になることもあります。
例えば、小さな音は聞こえないのに、大きな音はうるさく感じるなど、心地良い音量の幅が狭くなったり、声は聞こえるのに何を言っているか聞き取りづらいなど、音の明瞭度が下がるというようなことが起こります。
さらに感音難聴は、多くの場合緩やかに進行するため、症状に気づきにくいといった特徴もあります。
感音難聴の原因と対処法
感音難聴には先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なものの主な原因は、遺伝性や胎児期の発達異常などがあります。
出生後に発症する後天的な感音難聴の場合は、外傷や騒音、メニエール病や髄膜炎など、様々な要因で発症します。また、加齢などによって内耳にある有毛細胞がダメージを受けたりすることで音を感知しにくくなる、といったケースもあります。
感音難聴の場合は、現段階では万全な治療法がありません。そのため、できるだけ早い段階から補聴器などを活用し、聞こえをサポートすることが何よりも大切です。重度の難聴になるまで放置してしまうと、補聴器を使用しても、思うように聞こえが改善しない事があります。
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早い段階で補聴器に慣れておくことで、たとえ難聴が進行してしまったとしても、うまく付き合いながら快適な聞こえを長く継続させられることでしょう。当店には、常時さまざまなメーカーの補聴器を数多く取り揃えております。在籍するスタッフは全員が資格を持つ専門家。日常の小さなお悩みもお気軽にご相談ください。補聴器の試聴は無料。まずは一度ためしてみませんか?以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
混合性難聴
感音難聴と伝音難聴、両方の症状が見られる難聴を、混合性難聴と言います。音を伝える部分(外耳)と音を感じる部分(内耳、聴神経)のどちらにも問題が生じている状態です。
感音難聴と伝音難聴、どちらの要素が大きいかによって聞こえ方は変わってきます。
混合性難聴の原因と対処法
混合性難聴を引き起こす原因としては、遺伝性のものや、過度の騒音、特定の薬剤によるもの、加齢など、幅広い要因が挙げられます。
そのため、回復に向けた治療や補聴器の効果については個人差が大きく、医療機関や専門家と相談しながら決定していく必要があります。
難聴は治る?耳のためにできること
難聴になってしまったら、とても不安ですよね。治るのだろうか・・?と心配になってしまうこともあるでしょう。
難聴の種類にもよりますが、病院などで適切な治療を受けることで改善させられる場合もあります。
もし、効果的な治療法がない場合でも、補聴器の活用や、進行予防のためのケアなど、耳のためにできることは他にもたくさんあります。ここからは、耳のためにできるケアについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
①耳にやさしい生活を心がける
耳の健康を保ったり、難聴の進行を遅らせるためには、普段から「予防」につとめることも大切です。
大きい音でテレビや音楽を聴いたり、騒がしい場所に長時間居るなど、耳への負担が大きい生活が続くと、耳の疲労は蓄積され、難聴をはじめとする耳の不調を引き起こしやすくなってしまいます。
日常的に騒音を避けるなど、耳にやさしい生活を心がけ、ときには耳栓をしたり、静かな場所で耳を休めたり、耳の休息をとることも大切です。
②補聴器を活用して聞こえを補助する
難聴を自覚したら、できるだけ早い段階で補聴器にトライしてみることもおすすめです。補聴器は、使う人の聞こえの状況に合わせて、出す音を細かく調整できる優れもの。さらに、難聴が進行して聞こえに変化があった場合でも、その時々に調整を行うことで、快適な聞こえを継続させられることも多いのですよ。
ただし、先にも述べましたが、大切なのは「できるだけ早い段階で」使い始めることです。
あまり知られていませんが、補聴器は着けてすぐによく聞こえるようになるわけではありません。むしろ最初は、聞こえていなかった音が急にたくさん入ってきますから、うるさい!と感じてしまうことすらあるかもしれません。しかし、耳に合わせて調整しながら使い続けていくことで、脳が補聴器の音に慣れていきます。このころには、さまざまな音がさほど気にならなくなり、目の前の人との会話にも集中できていることでしょう。
この「補聴器の音に慣れるためのトレーニング期間」は、始めるのが早ければ早いほど期間が短くてすむ傾向があります。逆に、難聴に気づいてから何年も放置していると、なかなかトレーニングの成果が得られないことも。
私たちが「補聴器を使い始めるのはできるだけ早いほうが良い」と言うのには、このような理由があるのです。
\初めての補聴器なら当店へ!/
本記事をご覧になっている方の中には、聞こえに不安を感じている方や、補聴器の購入を検討しているがも居るかもしれませんね。ここ最近の補聴器は、年々大きな進化を遂げています。最近では、とってもスマートでおしゃれなものから、AIが搭載された超ハイテクなものまで、試してみたくなる最先端の補聴器がどんどん出てきました。当店では、複数メーカー・数百種類以上の補聴器を常時取り揃えており、無料で視聴していただくこともできます。器種によって音や機能が全然違うので、ぜひいろいろな補聴器を試してみてくださいね。ご相談や試聴予約は下記からお気軽にどうぞ!
【2024年最新】補聴器専門店が本気でおすすめ!最新補聴器3選
いざ、補聴器を試してみようと思い立ったのは良いけれど、調べてみたらいろんな種類があって、どれを選べば良いのかわからない!という人も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、現在日本に流通している補聴器は、なんと数百種類以上にものぼります。ここからは、補聴器選びに迷うあなたへオススメの、1度は試していただきたい最新補聴器を3つご紹介します!
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本記事でご紹介している補聴器は、すべて当店でお試し試聴ができます。ほかにも、常時数百種類以上の補聴器をご用意しておりますので、気になるものがあればぜひお試しくださいね。試聴やご相談は無料。ぜひお気軽にご相談ください。
シグニア補聴器 / アクティブ
シグニア補聴器のアクティブは、既製品タイプの耳あな式補聴器。まるでワイヤレスイヤホンのような革新的デザインが目を引きます。さらに、その高いデザイン性もさることながら、最新技術搭載の高機能機種でもあるので、オシャレさと快適な聞こえの両方を手に入れたい方へおすすめです。
アクティブの特徴
POINT1◆会話の理解を向上させる
雑音をしっかりカットし、どの方向からの声も、よりはっきりと届けます
POINT2◆環境を自動認識
超広角センサーがどんなシーンにも自動で適応。どこにいても環境に合わせた最適な音を届けます
フォナック補聴器 / ルミティ
フォナック補聴器のルミティは、発売されたばかりの最新補聴器。シャープな見た目が高級感を演出します。
フォナック社は「人と人との会話で生まれるつながりが大切」と提唱していて、ユーザーの生活に寄り添った開発姿勢が世界的に高い評価を得ています。フォナックの補聴器には「人との会話を楽しむ」ための機能が多いのが特徴です。
ルミティの特徴
POINT1◆独自技術「スマートスピーチ テクノロジー」
フォナック独自の最新技術が、さまざまな状況下で「ことば」を聞き取りやすく調整。さまざまなシーンで、ことばの理解度を向上させます。
POINT2◆幅広い接続性
各スマートフォンはもちろん、テレビ、ロジャー機器、ワイヤレスアクセサリなど、幅広いデバイスにBluetoothでシームレスに接続が可能
スターキー補聴器 / エボルブ
スターキー補聴器の最新器種エボルブは、超小型の耳あな型補聴器を展開。着けていることがわからないほど小型で目立たないうえ、マスクやメガネをしていても邪魔になりません。
スターキー社は、ユーザーのよりよい生活のための「ストレスフリーな聞こえ」に力を注いでいる会社です。最新機種・エボルブは、高性能な人口知能を搭載したハイテク補聴器として、今もっとも話題になっています。
エボルブの特徴
POINT1◆高性能な人工知能
スターキー独自技術を用いて開発された高性能な人工知能「エボルブAI」が、毎時5500万回もの自動調整を行い、常に周囲の音に合わせた快適な音を届けます
POINT2◆補聴器の枠を超えた便利機能
万が一転倒してしまった場合に家族へ通知する機能や、服薬のリマインド機能など、補聴器の枠を超えた便利な使い方ができるのが特徴です
【東京・池袋】聞こえにお悩みなら、うぐいす補聴器へ
うぐいす補聴器は、東京・池袋の補聴器専門店です。当店のスタッフは、全員が認定補聴器技能者または言語聴覚士の資格を持つ「聞こえの専門家」。聞こえに関する日常の小さなお悩みはありませんか?私たちにぜひお聞かせください。当店で取り扱っている複数メーカー・数百種類の補聴器の中から、あなたのお悩みを解決できる補聴器をご一緒に探します。ご相談は無料。ぜひお気軽にお問い合わせください。
お電話 050-3590-5913
(日・月は定休日です)