デジタル補聴器とは?メリット・デメリットや仕組み、価格について解説!

2024.05.01

補聴器について調べてみたとき、「デジタル補聴器」という言葉を目にした人も多いのではないでしょうか。実は補聴器には、デジタル補聴器とアナログ補聴器の2種類があり、それぞれ仕組みや機能がまったく異なってきます。今回は、デジタル補聴器の仕組みや選ぶメリット・デメリットについて詳しく解説します。


聞こえのお悩みはうぐいす補聴器へご相談ください

「テレビの音が大きいと言われた」「インターホンや家族の呼びかけに気付かなかった」そんなご経験はありませんか?実はそれ、年齢とともに聞こえが悪くなっていく加齢性難聴かもしれません。加齢性難聴は、老眼やお顔のシワなどと同様に、年齢を重ねると誰でも起こりうるもの。適切なケアで日々の生活をぐんとラクにすることができます。詳しくは、下記よりお問い合わせください。

【この記事の監修者】
田中智子(認定補聴器技能者・うぐいす補聴器 代表取締役)

補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。

デジタル補聴器とは?

デジタル補聴器とは、高度なコンピューターが搭載された補聴器のこと。
入ってきた音を瞬時に分析・高速処理して耳に届けることができるので、アナログ補聴器に比べて非常に音や言葉の明瞭度が高いのが特徴です。

2000年以前の日本国内では、補聴器と言うと「アナログ補聴器」が一般的でした。しかしその後、時代とともにデジタル化がどんどんと進み、補聴器にも高度なコンピューターが搭載されたものが続々と登場するようになりました。現在では、国内に流通している補聴器の9割以上をデジタル補聴器が占めています。補聴器と言えば「デジタル補聴器」であることが主流となりました。

うぐいす補聴器代表・田中智子

現在では、「補聴器」と言えば「デジタル補聴器」が主流なのですよ♪

デジタル補聴器の機能としく

デジタル補聴器の特徴は、アナログ補聴器にはない「音のデジタル処理」を行うことです。マイクから入ってきた音は、まずデジタル信号へと変換され、補聴器内部に搭載されたコンピュータがその信号をすぐさま分析します。雑音を低減させたり会話音を増幅させたりなど、使う人の難聴の状態に合わせて細かい音声処理を行い、使う人にとって最も聞きやすくなった音が耳に届けられるようになるのです。


最新のデジタル補聴器を試しませんか

うぐいす補聴器では、5メーカー・数百種類の補聴器を常時取り揃えており、無料で試聴が可能です。さまざまな最新デジタル補聴器をご用意しておりますので、ぜひお気軽にお試しください。

デジタル補聴器を選ぶメリットは?デメリットはある?

時代とともに進歩を遂げる補聴器ですが、 では、デジタル補聴器にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット :あらゆる環境下でも言葉を聞き取りやすく

ひと昔前まで主流だったアナログ補聴器は、デジタル補聴器に比べると、うんと単純な作りだったために、取り込んだ音をそのまま増幅させることしかできませんでした。目の前の人との会話を楽しみたくても、その他の雑音までもが増幅されてしまうので、なかなか言葉が聞き取れず会話に集中できない、という問題が多くあったのです。

その点、デジタル補聴器は取り込んだ音を高速で分析・音声処理できる優れもの。雑音や必要のない音は抑制し、聞きたい人との会話の音声成分を増幅させることが可能です。これにより、騒がしい環境下でも目の前の人の音だけをクリアにする、というような処理ができるようになりました。

うぐいす補聴器
代表・田中智子

デジタル化により、各メーカーの音づくりも、より特色が強まりました。
360度の聞こえを届けるメーカーや、会話をロックオンして複数の相手を追いかけ言葉の隅々までより正確に再現するメーカーなど。メーカーにより音作りに個性があるので、聞き比べるのがオススメです。

デメリット:特にないが、あえて言うなら価格が高め

デジタル補聴器には、それまでのアナログ補聴器にはなかった高度なコンピュータが搭載されていると説明しました。コンピュータが1台プラスされるわけですから、当然アナログ補聴器に比べるとお値段は高め。新しい機種の価格は、年々上昇しています

とはいえ、デジタル化により、開発スピードは格段に上がっています。たった2、3年前の最新機種が、1世代落ちだから、という理由で価格が安くなることも多いです。価格を抑えたい方は、1世代前を試してみる、というのも一つの手です。1世代前でも十分高機能な補聴器はたくさんあります。

また、最近では、自治体で補聴器購入費の助成制度を設けているところもありますし、条件が合えば医療費控除が受けられる場合もあります。補聴器をおトクに購入できる方法は複数あるので、ぜひそういったものも活用しながら賢く補聴器を購入しましょう!

【2024最新】デジタル補聴器のおすすめはこれだ!

ここまで、デジタル補聴器のしくみや特徴についてご紹介してきました。ここからは、2024年最新の大注目デジタル補聴器を2つご紹介します!

うぐいす補聴器
代表・田中智子

紹介する補聴器は当店でも取り扱っています!気になるものがあればぜひお気軽にお問い合わせください♪

フォナック/ルミティ

フォナック補聴器の最新モデル・ルミティは、高級感のあるシャープな見た目が人気を集めています。上品さの光る豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつですね。

ルミティは、フォナック独自の最新技術「スマートスピーチテクノロジー」を搭載しており、さまざまな状況下でも「ことば」を聞き取りやすく調整します。これにより、どのようなシーンでも、会話の理解度を向上させることが可能になりました。

ルミティL30両耳541,400円~
ルミティL50両耳751,400円~
補聴器・充電器・調整サポート料、すべてを含んだお支払いの総額金額です

スターキー/ジェネシス

スターキーより、2024年2月に新たに発表されたばかりの最新補聴器・ジェネシスは、誰でも気軽に”瞬間快適”な音を手に入れられるAI補聴器。
ジェネシスは、これまでにはなかった、まったく新しいAIプロセッサー技術を搭載しています。このAIが毎時8,000万回もの自動調整を行い、人間の脳の聴覚機能を忠実に再現。これにより、あらゆる場面で最高の聞こえを提供することが可能になりました。

また、専用アプリをインストールすれば、ワンタッチでいつでもAIに自動調整させることができるなど、利便性もぐんとアップ。歩数計や家族のみまもり機能も備えているので、補聴器の枠を超えた健康管理アプリとしても活躍します。

ジェネシス16両耳723,600円~
補聴器・充電器・調整サポート料、すべてを含んだお支払いの総額金額です

デジタル補聴器のお試しなら、うぐいす補聴器へ

うぐいす補聴器は、東京・池袋の補聴器専門店。5メーカーの補聴器を幅広く取扱っており、医療機関とも提携しています。
また、在籍するスタッフは全員が認定補聴器技能者の資格を有する「聞こえの専門家」。補聴器や聞こえに関するご相談は私たちにおまかせください。
補聴器の試聴やご相談は無料。ぜひお気軽にお問い合わせください。

お電話 050-3590-5913