補聴器の種類
程度 / 機能 / 形 について
補聴器を検討する際に1番重要なのは、使用する方に適切な補聴器を正しく選ぶことです。
何を基準に選ぶべきなのか、購入の際に気をつけた方が良いことは何なのかなど、はじめて検討する方に、自分にあった補聴器を選ぶポイントを紹介していきます。
まず、補聴器には耳にかけて使用する「耳かけ型」と耳の穴に入れる「耳あな型」と胸ポケットに入れて使用する「ポケット型」があります。
普段の生活様式に合わせて、どのタイプが使いやすかを検討することが必要です。
例えば、メガネやマスクを頻繁に使用する方は耳かけ型では、メガネのつるやマスクのひもが原因でかかりにくく、フィットしない場合があります。
補聴器を目立たせたくない場合は小さいサイズの補聴器や耳あな型を使用したり、「外出時に使用したい」「テレビの音が聞こえない」「会議の時に使用したい」「普段の会話を楽しみたい」など使用場面や目的に合わせて補聴器を調整することもあります。
どの形を選択するのか、どんな使いかを主にするのかは人それぞれ異なってくるのです。
まずは、使用される方が最も困っている状況をお伺いして、使用目的を明確にしてから、当店では最適な補聴器をご提案させていただきます。
また、購入の際は、ご家族や友人など、信頼できる第三者の方に同席していたくことをおすすめします。
聴力測定から、試聴、購入まで、たくさんの情報が入ってくるため理解しているつもりでも、後にわからないことが出てきたり、実際にどの補聴器がよかったのか、聞こえが本当に良くなっているのかなど1人では決定が難しい場面も出てきます。
そのため、贈り物などとして購入されることはあまりおすすめできず、実際に使用される方と周囲の方の聞こえの納得感を大切にされるのが良いかと思います。