オーティコン補聴器の特徴、評判、価格を徹底解説！【2024年最新】

 補聴器の購入を検討し始めたら、まずどんな補聴器があるのか調べてみる人も多いのではないでしょうか。その中で、「オーティコン」という補聴器メーカーを見つけることがあるかもしれません。オーティコンの補聴器は世界的に見ても有名で、多くのユーザーに支持されています。今回は、そんなオーティコン補聴器の特徴や、最新のおすすめ器種などについてご紹介します。

オーティコン補聴器ってどんなメーカー？

 オーティコン補聴器は、1904年設立のデンマークの補聴器メーカー。創業者であるハンス・デマント氏が難聴の妻・カミラのために世界で最初の電子補聴器をデンマークに輸入したことから始まりました。

現在では補聴器の開発だけではなく、聴力測定装置などの医療機器の輸入販売も行っています。「難聴に悩む人たちの思いに寄り添い、力づける」という情熱のもと、難聴が制限とならない世界の実現のため、たゆまぬ努力を続けている会社です。オーティコン社のミッションは、”Life-Changing Technology（ライフチェンジング テクノロジー）。

オーティコン 補聴器の特徴

 世界５大メーカーのひとつとも言われているほど、世界的にも多くのシェアを誇るオーティコン。そんなオーティコンの補聴器には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

オープンサウンドナビゲーターによる「360°の聞こえ」

人の耳と脳は、周囲の音の全体像を豊かに捉えることによって、聞きたい声や音に意識を集中させられると言われています。

ところが従来の補聴器は、騒がしい環境下では周囲の騒音を抑えて人の声の方向だけを聞きやすくする「指向性技術」を採用してきました。そのため、基本的に補聴器の焦点はユーザーの真正面だけに当てられており、聞き取れる音の範囲には限界があったのです。

オーティコンが独自に開発した「オープンサウンドナビゲーター」の機能は、周囲が騒がしい環境であっても、常に360°の音を捉えます。捉えた音は独自の技術で会話音と雑音に細かく分析され、周囲の豊かな音と明瞭な会話の両方を届けることが可能になりました。

補聴器にもAIが搭載される時代に！「ディープニューラルネットワーク」

さらにオーティコンの上位クラスの補聴器には、これまでにないハイテク技術「DNN（ディープニューラルネットワーク）」が搭載されています。
DNNは、高度な学習機能を持つ人工知能（AI）。常に変化しつづける周囲のあらゆる音を詳細に分析しながら理想的な聞こえ方で届けます。この技術により、これまで以上に広範囲の音を、より自然な音の聞こえ方で聞くことができるようになりました。

先に紹介した「オープンサウンドナビゲーター」の機能でだけでは、単なる「雑音」として認識され、耳へ届けられることのなかった音でも、このDNNなら「会話ではない別の音」として認識され、会話を邪魔しない快適な音量で一緒に耳に届けることができるのです。
こうしてさまざまな音のある「自然な音の情景」を届けることで、本来の脳の働きを取り戻すことができるのだと言います。

あなたの”聞きたいこと”を感知する！？「じぶんセンサー」

オーティコンの補聴器の中でも、もっとも最高ランクである最新補聴器「Intent（インテント）」シリーズには、前述の２機能に加えて、さらに革新的な最新技術「じぶんセンサー」が搭載されています。

騒がしい環境下での会話は多くの人が課題を抱えています。とはいえ、同じ環境にいたとしても、人によって聞こえのニーズや要望はそれぞれ異なるもの。しかしこれまでの補聴器は、それらのニーズに関係なく、一定の性能の補聴器を提供し続けてきました。オーティコンはその点に着目し、ひとりひとりの「聞きたい」に合わせたパーソナルなアシストを可能にする「じぶんセンサー」を開発したのです。

じぶんセンサーは、ユーザーの身体および頭部の動き、音響環境、会話活動からの情報を元に、ユーザーの”聞きたい”こと、”したい”ことを感知し、必要な音を瞬時に脳に届けます。これは、脳から聞こえを考えるアプローチ「ブレインヒアリング」をかねてより提唱していたオーティコンならではの斬新な新技術だと言えますね。

【2024年最新】オーティコンのオススメ補聴器はこれだ！

このように、オーティコンには革新的な技術を用いた高性能な補聴器が数多くそろっています。では実際に、オーティコンにはどのような器種があるのでしょうか。2024年最新のおすすめ器種を３種類ご紹介します！

Zircon（ジルコン）

補聴器には、それぞれに「ランク」があり、このランクによって性能のレベルや聞こえの快適さが異なってきます。Zirconは、多くの人に広く普及している基礎的なランク「エッセンシャルクラス」のもので、比較的手の出しやすい価格帯。

Zirconは、騒がしい環境下でも自然で明瞭な音を届ける「オープンサウンドナビゲーター」の機能が備わっているのが特徴です。このオープンサウンドナビゲーターはさらに上位のランクであるモデルの補聴器 にも広く搭載されています。つまりZirconは、手頃な価格と高い性能の両方を叶える、魅力的な補聴器であると言えるのです。

Zirconのまとめと価格表

モデル	給電方法	形状	両耳価格	片耳価格
ジルコン１	電池式 / 充電式	RIC/ BTE	電池式：466,000円 充電式：542,300円	電池式：266,000円 充電式：322,300円
ジルコン2	電池式 / 充電式	RIC/ BTE	電池式：386,000円 充電式：462,300円	電池式：226,000円 充電式：282,300円

Ｒeal（リアル）

さらに上位のモデル、「Real」は、前出のZirconと同様に、音を豊かにとらえる機能「オープンサウンドナビゲーター」が搭載されています。Realの特徴は、これに加えて、高性能な学習機能を持つ人工知能「DNN（ディープニューラルネットワーク）」も備わっていること。

オープンサウンドナビゲーターの機能だけでは排除されてしまうような周囲の環境音も、DNNは漏らさず拾って快適な音量で届けます。これにより、周囲の何気ない音も逃さない、より自然で立体的な音の情景を感じることが可能になりました。

Realのまとめと価格表

モデル	給電方法	形状	両耳価格	片耳価格
リアル１	電池式 / 充電式	RIC / BTE	電池式：1,206,000円 充電式：1,282,300円	電池式：636,000円 充電式：692,300円
リアル2	電池式 / 充電式	RIC / BTE	電池式：806,000円 充電式：882,300円	電池式：436,000円 充電式：492,300円
リアル3	電池式 / 充電式	RIC / BTE	電池式：606,000円 充電式：682,300円	電池式：336,000円 充電式：392,300円

Intent（インテント）

2024年6月6日、新たに発売されたばかりの新器種・Intent（インテント）は、オーティコンが誇る最高ランクの補聴器。Intentの特徴はなんといっても革新的な新機能「じぶんセンサー」が搭載されていることです。

じぶんセンサーが使う人ひとりひとりの動作や会話活動を詳細に分析するので、ひとりひとり異なる聞こえのニーズも瞬時に感知してあなたの「聞きたい」をサポートします。

Intentのまとめと価格表

モデル	給電方法	形状	両耳価格	片耳価格
インテント１	充電式	RIC	1,342,300円	722,300円
インテント2	充電式	RIC	942,300円	522,300円
インテント3	充電式	RIC	742,300円	422,300円
インテント4	充電式	RIC	602,300円	352,300円

充電式を選ぶなら！スマートチャージャーもおすすめ

オーティコンの補聴器には、電池式と充電式の好きなほうを選べるものも多いですが、充電式を選択する場合には、便利でかわいい充電器「スマートチャージャー」の購入がおすすめです。

スマートチャージャーは、まるでインテリア雑貨のようなかわいらしいフォルムで、おしゃれな人から「かわいい」と人気を集めています。
また、バッテリーが内蔵されているため、外出先でもモバイルバッテリーとして充電ができたり、補聴器の自動乾燥機能も備えているなど、機能面も大充実。長時間のおでかけや災害時なども安心です。（※スマートチャージャーは、リアル・ジルコンのみ対応）

オーティコン補聴器 当店で試せます！

うぐいす補聴器では、本記事でご紹介したオーティコン社の補聴器はもちろん、他にも複数メーカー・数百種類の補聴器を常時取り揃えております。在籍するスタッフは全員が専門資格を有する専門家。おひとりおひとりのお悩みに合わせて最適な補聴器をご一緒に選定いたします。ご相談や試聴は無料。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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