耳栓の種類〜あなたの耳に合うものを選びます〜

2021.03.06

耳の中に入る部分である、耳栓。
長時間補聴器をつけるとき少しでも苦痛を減らすために、大切な部品です。
そんな耳栓には、いくつか種類があります。今回は、どんなものがあるのかをご紹介します!

1.シリコン製(シングル)

当店で基本的におすすめしている耳栓です。


メリット ▷柔らかくてつけ心地が良い
      サイズが選べる

デメリット▶︎特になし


2.シリコン製(ダブル)

音漏れがする、ハウリングする場合につけます。
少しこもり感が強くなります。


メリット ▷補聴器の音がしっかり耳の鼓膜まで届く

デメリット▶︎シングルに比べると、耳に圧迫感がある


3.マイクロモールド

メリット ▷クリックモールドよりつけ心地が良い

デメリット▶︎メーカーが限られる


4.クリックモールド

耳型をとって作成します。

メリット ▷耳の形に沿った、本人専用のものである

デメリット▶︎硬い素材なので、耳への圧迫感が大きい


5.イヤーモールド



メリット ▷耳の形に沿った、本人専用のものである

デメリット▶︎硬い素材なので、耳への圧迫感が大きい

✴︎番外編✴︎

6.シリコン製(オープン型)

「どうしてもこもり感があって辛い…」という方のために、
シリコン製の仲間で、穴の空いているタイプもあります。
低音域の聴力が残っている方におすすめです。


メリット ▷シリコン製のものより圧迫感が少ない

デメリット▶︎残っている聴力の音域によっては不向きな時がある



いかがでしたか? 大きさ、素材、作られ方等、いろいろありました。
様々なアプローチで、補聴器の装用をサポートします。