耳あな型補聴器を使用する人が増えています! メリットは? 耳かけ型補聴器とどう違うの? うぐいす補聴器なら試聴もできます!!

2022.05.08

オーダーメイドの耳あな型補聴器を希望される方が増えています。
既に耳かけ型補聴器やポケット型補聴器をお使いの方の中には、「小さくて目立たない」「わずらわしさが少ない」などの理由から、耳あな型補聴器に買い替えられる方もたくさんいらっしゃいます。耳あな型補聴器にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

耳あな型補聴器の5つのメリットがあります。
オーダーメイド耳あな型補聴器のメリット(リサウンド 資料より)

「オーダーメイド補聴器はきこえ方はもちろんのこと、耳の形や手先の器用さ、耳あかの状態など、様々なご要望に応えるお仕立てで一人ひとりの生活に寄り添った、豊かな音の世界を届けます。」

耳あな型補聴器の5つのメリット

耳あな型補聴器には多くのメリットがあります。特に、耳かけ型補聴器と比べた場合、5つのメリットが挙げられます。
①マスクの紐やメガネのテンプル(つる)に干渉しない。
②耳介(耳たぶ)や外耳道(耳の穴)の機能を活かして、音の聞こえがより自然になる。
③耳の穴に入れるだけなので、装着が簡単で扱いやすい。
④一人ひとりの耳の形に合わせてオーダーメイドで作るからフィット感が良い。
⑤汗や湿気による故障が少ない。

1「マスクの紐やメガネのテンプル(つる)に干渉しない」

耳かけ型補聴器は、補聴器の本体を耳たぶに引っ掛けるように設置します。マスクやメガネを使用されているとき、耳掛け型補聴きの装用は煩雑さが増します。しかし、耳あな型補聴器は補聴器の本体が耳の中に入るため、メガネのテンプルやマスクの紐に干渉しなくなります。

耳あな型補聴器は、マスクの紐やメガネのテンプルと干渉しません。
マスクの紐と干渉しない耳あな型補聴器

2「耳介(耳たぶ)や外耳道(耳の穴)の機能を活かして、音の聞こえがより自然になる」

人の耳は、耳介(耳たぶ)で音を集めて、外耳道(耳の穴)を通って、耳の奥の鼓膜に音を届けます。健康な人が感じている本来の自然な聞こえとは、耳介と外耳道によって伝わる音です。
耳かけ型補聴器の多くは、耳介の上に乗せる補聴器本体に音を拾うマイクがあります。そして、耳栓やイヤモールドで外耳道を塞ぎ、音を鼓膜に届けます。したがって、耳介と外耳道を十分に活用できなくなり、音の本来の自然さが損なわれてしまいます。

外耳道や耳介を活用することで、より自然な聞こえに近づきます。

もちろん、補聴器メーカーは、より自然な音質の耳かけ型補聴器の開発を続けていますが、一人ひとりの耳の形に合わせて作られた補聴器というわけではありません。耳あな型補聴器は、音を拾うマイクが外耳道に設置されますので、耳介の機能を活用することが可能になります。また、補聴器が小型で耳の奥に入るほど、外耳道の機能も活かされます。一般論として、小さな耳あな型補聴器ほど自然な音質に近づくとされています。

耳あな型補聴器は耳介や外耳道の機能を活用することが可能です。

耳の奥まで入る小さな補聴器は一般的にIIC補聴器と呼ばれています。このようなIIC補聴器は、内部部品も小型化されるため増幅できる音量も限られます。そのため、聴力レベルによってはご使用いただけない可能性もあります。補聴器を作製する前に、必ず聴力をお調べしましょう。

3「耳の穴に入れるだけなので、装着が簡単で扱いやすい」

耳あな型補聴器を装着するときは、補聴器を指で挟むように持ち、耳にはめ込むように入れるだけです。耳かけ型補聴器は、補聴器本体を耳に掛ける作業と、耳栓を耳の穴の中に入れる作業があるため、装着はとても簡単です。

4「一人ひとりの耳の形に合わせてオーダーメイドで作るからフィット感が良い」

耳は一人ひとり形が異なります。特に高齢の方は、外耳道の皮膚が下垂したり、しわが増えたりするため、既製の耳栓を使用してもうまくフィットしないことがあります。耳あな型補聴器は、一人ひとりの耳の形に合わせてオーダーメイドで作製します。
また、外耳道に耳栓や補聴器などを挿入するとき、先端から鼓膜までの空間が狭いほど、音はこもりにくくなるとされています。そのため、外耳道の入口に既製の耳栓を設置するだけの耳かけ型補聴器と比べて、耳のこもり感が軽減さる場合があります。

小さなIIC補聴器は、一般的にこもりにくくなるとされています。

また、補聴器の素材や加工方法によって、こもり感や圧迫感を軽減させることも可能です。

チタン素材やディンプル加工によって、装用感を向上させます。

5「汗や湿気による故障が少ない」

夏になると汗をよく掻く方には、耳あな型補聴器がお勧めです。耳の中は頭部と比べて汗を掻きにくく、耳介の上に乗せる耳かけ型補聴器よりも、耳の中に入れる耳あな型補聴器の方が汗の影響を受けにくいとされています。
また、耳あな型補聴器の多くは、汗や湿気から内部の機械を守るコーティングが施されています。夏場は特に汗や湿気の多い季節です、コーティングが施された補聴器は修理率が少なくなります。

補聴器にコーティングを施すことで汗や湿気による故障を減らします。

耳あな型補聴器は、うぐいす補聴器でご試聴いただけます! ご検討中の方はこちらからお問合せください。

うぐいす補聴器では、5メーカーの耳あな型補聴器を実際にオーダーメイドでお作りして、ご試聴いただくことが可能です。

耳あな型補聴器をご検討中、もしくは補聴器を試聴してみようかと悩まれている方など、お気軽にお問合せください。

うぐいす補聴器では無理に補聴器の購入を薦めるようなことはいたしません。スタッフ全員が言語聴覚士・認定補聴器技能者の補聴器の専門店です。聞こえのお悩みにじっくり向き合い、一番良い解決策を一緒に探します。

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