港区で補聴器購入費用の助成制度が開始!

2022.02.03

港区で補聴器の購入費用を助成する「港区モデル」が開始されます!
助成金額はいくら? 対象者はだれ? いつから始まるの? どこに相談すればいいの?
補聴器専門家が解説します!


※この記事は2022年4月現在の記事です。価格等、変更の可能性がありますので、最新情報はお問合せください。※

東京都港区は「高齢者補聴器購入費助成事業」を開始することを発表しました。
高齢者の社会参加をより促進することを目的としたこの事業では、補聴器相談医ならびに認定補聴器技能者と連携した「港区モデル」として、適正な補聴器の使用を支援していくとのことです。
高齢者や成人難聴者への補聴器購入費の助成を行っている自治体は増加傾向にありますが、各市区町村の中でも特に充実した助成制度のようです。

◆助成額

補聴器購入額(上限137,000円)
ただし、住民税課税の人は補聴器購入額の1/2(上限68,500円)
※港区資料より引用


助成金額は、137,000円を上限とした補聴器購入費用です。助成金額以内であれば、補聴器購入費用の全額が港区によって負担されます。
ただし、住民税課税の方は補聴器購入額の2分の1(半額)までしか助成されず、その上限は68,500円となります。

◆対象者

補聴器の助成を受けられるのは、港区に在住の60歳以上で補聴器を必要としている方のうち、聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けていない方です。
港区は2,272万4千円の予算を組み、およそ220人への支援を計画しております。
※身体障害者手帳の交付を受けている方は、補装具費支給制度を利用することができます。
※港区資料より引用

補聴器の助成を受けられるのは、港区に在住の60歳以上で補聴器を必要としている方のうち、聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けていない方です。
港区は2,272万4千円の予算を組み、およそ220人への支援を計画しております。
※身体障害者手帳の交付を受けている方は、補装具費支給制度を利用することができます。

◆制度のポイント

・補聴器相談医、認定補聴器技能者が必ず関わり安心して利用できる制度!
・対象は60歳からで、所得制限なしで補聴器を必要としている方全員を支援!
・補聴器購入額の全額を助成(上限あり)
※港区資料より引用


◆申請方法

申請は2022年4月1日から開始されます。申請にあたり補聴器相談医が在籍する港区内の耳鼻咽喉科の受診、および認定補聴器技能者による補聴器の調整が必要となります。まずは、当店にお問合せいただくか、港区高齢者支援課 在宅支援係にお問い合わせください。

◆区の問い合わせ先
港区 高齢者支援課 在宅支援係 03-3578-2400
https://www.city.minato.tokyo.jp/houdou/kuse/koho/houdouhappyou/20220131_press.html#a4

港区補聴器助成事業の詳細パワーポイント(港区報道資料より抜粋)

◆助成額(137,000円)で購入できる補聴器の例

※この記事は2022年4月現在の記事です。物価高騰の影響で価格変更の可能性がありますので、最新情報はお問合せください※
管理医療機器として認定を受けている補聴器は、安価なものであれば2万円前後から市販されています。しかし、「港区モデル」は、認定補聴器技能者による購入時の調整や購入後のアフターケアまでを継続的に支援する助成制度です。
安価な補聴器はアナログ式やセミデジタル式であることが多く、十分な調整とアフターケアを行えない場合があります。継続的なアフターケアを行うためにはフルデジタル式の補聴器を使用することが望ましく、この制度において認定補聴器技能者が提案する器種は、おおよそ50,000円からのご案内となるでしょう。
フルデジタル式補聴器のうち、耳かけ型(BTEタイプ)、RIC型、耳あな型の低価格帯の器種をご紹介します。

助成額(137,000円)で購入できる補聴器の例;耳かけ型プロンプトシグニア50000円、RIC型リサウンドキー80000円、耳穴型スターキー92000円

いずれも助成金額の範囲内で購入可能です。
ただし、補聴器購入後も、補聴器用空気亜鉛電池をご自身で購入する必要があります。


電池交換の必要がない充電式補聴器の低価格帯器種もご紹介します。

電池交換の必要がない充電式補聴器の低価格帯器種;耳掛け型スターキー151000円、RIC型リサウンドキー142600円、耳穴型166500円

RIC型のリサウンド キー4は、本体価格が125,000円ですので助成金額内での購入が可能です。ただし、別売の充電器(定価:17,600円)が必要となります。
耳かけ型(BTEタイプ)や耳あな型の充電式補聴器は、いずれも助成額を上回ります。しかし、充電式は電池交換や電池購入の煩わしさがないので、日常生活で大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。

一般的に補聴器の使用は両耳装用が推奨されます。医療費控除や非課税世帯臨時給付金なども検討して、補聴器相談医や認定補聴器技能者と一緒に、生活にご負担がない範囲で補聴器を選んでいきましょう。当店では、ご相談者さまにぴったりの補聴器を寄り添って一緒に探し、使いこなせるまでサポートします。

◆申請をご検討される方へ

当店は補聴器相談医との連携が可能な認定補聴器技能者が在籍する補聴器専門店ですので、当店をご利用して購入された補聴器についても、助成が適用されます。

当店では、ご相談者さまに複数メーカーの比較や日常生活での試聴をご案内いたします。そのため、多くのご相談者さまが、初回のご相談から補聴器の購入までには1~2か月程度の日数を要しております。

さっそく制度を利用したいというかたは、ご検討を始められてもよいでしょう。

ご検討中の方はこちらからお問合せください。

補聴器をご検討中、もしくは補聴器を使ってみようかと悩まれている方など、お気軽にお問合せください。
うぐいす補聴器では無理に補聴器の購入を薦めるようなことはいたしません。スタッフ全員が言語聴覚士・認定補聴器技能者の補聴器の専門店です。聞こえのお悩みにじっくり向き合い、一番良い解決策を一緒に探します。

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