Oticon more 新音楽モード体験レポート!

2021.11.23

2021年2月下旬に発売され、大反響をよんでいるオーティコン社のmore。
このmoreに、新しく音楽モード「My Music」が追加されました!
この新音楽モードを、当店スタッフ2人が体験しましたので、レポートをお伝えします!

【スタッフA】

more1、more2ともにMy musicにすると高音が良く割れることなくきれいに聴こえ、臨場感が増しました。
通常モードだとこもった感じと高音が響いて割れてしまったのですが、My musicではそれらが解消されピアノとバイオリン、チェロの音の重なりがきれいになって、とても聴き心地が良く、コンサートの音楽に包まれたような感覚でした。
more1とmore2では違いははっきり分かりませんでしたが、more2では高い音があまり使われない曲で少し重く感じることがありました。12kHzまで再現できるmore1だからこそ、どんな音楽でも十分に楽しめるんだろうと感じます。

【スタッフB】

more1とmore3のそれぞれで、通常プログラム、My Musicプログラム、テレコイル入力をOticonコンサートにて比較試聴しました。
more1とmore3の比較では、大きな違いを感じることができませんでした。
テレコイル入力は、アナウンスや演者の発言を聞き取るのには非常に有用性を感じました。通常プログラムやMy Musicは周囲全体の音を補聴器を通して耳や脳に届けるものであり、アナウンスなどもしっかりと聞き取ることが可能です。テレコイル入力を使用することにより、周囲の音は遮断され、アナウンスや演者の発言のみを聞き取ることができるため、内容を理解する負担は非常に小さくなりました。ただし、テレコイルはステージに設置されたマイクで拾った音を補聴器に届けているため、コンサートの音楽をある程度は楽しむことができるものの音の立体感を得ることは難しいと感じました。

通常プログラムとMy Musicの比較ですが、通常プログラムでもコンサートの音楽は十分に楽しめましたが、My Musicはさらに豊かに音を聞き取れるようになりました。
補聴器は通常、大きな音や騒音などはデジタル処理によって抑制されます。人の会話を聴取するためには会話音以外を抑制することは効果的です。しかし、音楽は低い音から高い音、小さい音、大きい音が混ざり合い、重なり合い一つの楽曲となります。My Musicは低い音、高い音、小さい音をなるべく抑制させることなく耳や脳に届けてくれました。通常プログラムでは大きな音として抑えられるようなバイオリンの音も、My Musicでは心地よく響いて聞くことができました。
楽曲が終わった後、客席からの拍手の音もとても臨場感があり、ホール全体の音をより豊かに楽しむことができるプログラムだと感じました。

【まとめ】
Oticon のMy Musicは、音楽を存分に楽しめるモードです。
「若いころに音楽を楽しんでいたけど、最近は聞かなくなった」、「大音量で音楽をかけていると、家の人に怒られる‥」などという当店のお客様にこのモードを試していただくと、「若いころに聞いていた感覚と同じだ!」というような感想をおっしゃってくださる方もいます。
当店で気軽にお試しできますので、ぜひお問合せください。