新型コロナウィルスの感染防止のため、私たちの生活においてマスク着用は、今後しばらくは続きそうですね。
しかし、マスク着用によって多くの難聴者が困る状況になっています。
いつもお世話になっているGNヒアリングさんより、マスク着用での聞こえの変化について教えてもらいました。
大きく2点あるそうです。
1) 高音域の音声情報の欠落
マスクを着用した場合、特に高音域(2000Hz〜7000Hz)の音声成分が約 3〜4dB 落ちてしまうそうです。
2)低音域の音声情報の変化
低音域の音声情報は、強度が弱くなり、共鳴周波数が低い周波数に変化してしまうそうです。その結果、音声情報は母音の区別が曖昧となって、間違った音声に聞こえてしまったりするなど、聞き取りに混乱を生じさせることになる可能性があるそうです。
この結果を踏まえ、
うぐいす補聴器では、マスクを着用している人と話すときのプログラムを設定することも承っております。