難聴だと転倒しやすくなる?

2021.03.30

難聴が危険因子となって引き起こされるリスクには様々なものがあります。
例えば、転倒のリスクが挙げられます。

シグニア補聴器のWEBサイトで、このような記事を見つけました。
【難聴が引き起こす危険な転倒】
https://www.signia.jp/blog/hearing-loss-dangerous-falls/

(以下引用)
ジョンズ・ホプキンズ大学の研究では、軽度の難聴でも、健聴者に比べて転倒のリスクを3倍に増加させるという結果が出ています。また、難聴が進行するほど転倒するリスクも高くなります。

ではなぜ難聴になると転倒しやすくなるのでしょうか? それは自分の周囲の環境を認識しにくくなるためです。例えば、難聴になると他人が近づいてくる音が聞こえにくくなるので、とっさに対処できず、他人にぶつかるなどして転んでしまいます。音がしっかりと聞こえていたら対処できることも、難聴であるがゆえに対処できなくなるのです。(中略)

補聴器は小さな音や、音の方向感覚もサポートします。補聴器を使用すれば人やペットが近づいてくる音が聞こえ、ぶつかったり、つまずいたりして転倒したりすることが減るでしょう。適切な補聴器を使用し、聞こえを改善することで、難聴によって起こる脳の過剰な負担も防ぎます。

補聴器を使用するメリットは、注意力を高めるだけではありません。ワシントン大学医学部の研究によれば、補聴器を使用した時と使用していない時にバランステストをしたところ、補聴器を使用した時のほうがバランスを保てることが判明しました。
(引用終わり)

周囲の環境を認識しにくくなると転倒するリスクが3倍にもなるという研究があるというのは驚きます。
補聴器は、人との会話だけでなく、周りの音を耳に360度届けてくれます。補聴器のつけ始めは、聞き取りづらい、うるさい、という感想を持つかもしれませんが、ぜひ、一日中補聴器をつけてよりたくさんの音を脳に届けるようになればいいなと思います。
そのために当店はしっかりサポートいたします!
サポート体制についてはこちら(うぐいす補聴器3つの約束)