耳の中に入る部分である、耳栓。
長時間補聴器をつけるとき少しでも苦痛を減らすために、大切な部品です。
そんな耳栓には、いくつか種類があります。今回は、どんなものがあるのかをご紹介します!
1.シリコン製(シングル)
当店で基本的におすすめしている耳栓です。
メリット ▷柔らかくてつけ心地が良い
サイズが選べる
デメリット▶︎特になし
2.シリコン製(ダブル)
音漏れがする、ハウリングする場合につけます。
少しこもり感が強くなります。
メリット ▷補聴器の音がしっかり耳の鼓膜まで届く
デメリット▶︎シングルに比べると、耳に圧迫感がある
3.マイクロモールド
メリット ▷クリックモールドよりつけ心地が良い
デメリット▶︎メーカーが限られる
4.クリックモールド
耳型をとって作成します。
メリット ▷耳の形に沿った、本人専用のものである
デメリット▶︎硬い素材なので、耳への圧迫感が大きい
5.イヤーモールド
メリット ▷耳の形に沿った、本人専用のものである
デメリット▶︎硬い素材なので、耳への圧迫感が大きい
✴︎番外編✴︎
6.シリコン製(オープン型)
「どうしてもこもり感があって辛い…」という方のために、
シリコン製の仲間で、穴の空いているタイプもあります。
低音域の聴力が残っている方におすすめです。
メリット ▷シリコン製のものより圧迫感が少ない
デメリット▶︎残っている聴力の音域によっては不向きな時がある
いかがでしたか? 大きさ、素材、作られ方等、いろいろありました。
様々なアプローチで、補聴器の装用をサポートします。