補聴器相談医とは?-高齢者でお悩みなら相談医のいる耳鼻咽喉科にかかりましょう

2023.07.06

補聴器相談医 とは

みなさんは、 「補聴器相談医」というお医者さんがいるのをご存じですか?補聴器相談医は、難聴や補聴器に関する専門的な知識を持つ、いわば「難聴や補聴器のスペシャリスト」です。

「補聴器相談医とは、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が規定する講習カリキュラムのすべてを履修した耳鼻咽喉科専門医に対して理事長が委嘱を行うもので、難聴者がそのコミュニケーション障害に有効な補聴器を適正に選択して使用できるよう、また適切な補聴器医療が推進されるよう、補聴器相談医制度のもとで補聴器相談医は重要な役割を果たします。現在までに約5,000名の補聴器相談医が認定されています。」
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会HPより引用)

補聴器 相談医にかかるメリット

 補聴器相談医にかかる1番のメリットは、なんといってもその専門性。補聴器相談医の資格は、学会が規定した厳格なカリキュラムをすべて履修していないと取得することができません。つまり補聴器相談医は、難聴のメカニズムや聞こえにくさがもたらすさまざまな問題点を熟知し、補聴器の性能や有効性への知見も深い医師であることを証明するものなのです。

ひと昔前までは、「親の耳が遠くて・・」とお医者さんに相談しても、「歳だから仕方ない」「自然なことだから大丈夫」などと言われ、どうすることもできずに、ただ「聞こえにくい状態を受け入れること」しか選択肢はありませんでした。しかし最近では、「聞こえにくくなっても、脳に適切に音の刺激を与えつづけることが大切」だという考え方に変化してきました。難聴を正しくケアすることが、認知症の予防にもつながるということもわかってきています。補聴器相談医は、そんな最先端の難聴対策に詳しい医師でもあるのです。

また、補聴器を購入する際に医療費控除を申請したいという人は、補聴器相談医のいる耳鼻咽喉科を受診し必要書類を書いてもらうことが申請の必須要件でもあります。

補聴器 相談医のいる 耳鼻咽喉科はどうやって調べたらいい?

実際に受診するとなると、補聴器相談医の在籍する耳鼻咽喉科はどうやって探せばいいのでしょうか。
ご自宅近くの補聴器相談医を探すには、日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会のホームページで公開されている、「補聴器相談医名簿」を確認してください。

補聴器相談医名簿一覧

【都道府県別 補聴器相談医名簿】
https://www.jibika.or.jp/modules/certification/index.php?content_id=39

上記URLから、お近くの補聴器相談医の在籍する耳鼻咽喉科をカンタンに探すことができます。
都道府県別にリスト化されていますので、お住まいの都道府県のリストを開いて、受診しやすい医療機関を探してみてくださいね。

引用:日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会HP
引用:東京都の補聴器相談医名簿

高齢者の補聴器の選び方は? 耳鼻科にかかった方がいいの?

 聞こえにお悩みがあるならば、まずは耳鼻咽喉科を受診するのが良いでしょう。しかし中には、補聴器が気になっているけれど、いきなり医療機関を受診するのには抵抗がある・・・という人もいるかもしれません。そんな場合におすすめしたいのは、お近くの補聴器専門店を訪問してみること。補聴器専門店は、聞こえや補聴器に関して気軽に相談できる場所です。また、補聴器相談医とも連携しているので、必要に応じてお近くの医療機関を紹介してもらうこともできるのですよ。

補聴器を検討しているなら補聴器専門店がおすすめ

うぐいす補聴器は、東京・池袋の補聴器専門店です。
当店では、全5種類の補聴器メーカーの中から、あなたの聞こえや生活にぴったり合った補聴器をご提案いたします。もちろん、いろんなメーカーの補聴器を比較して試聴することも可能です。
必要に応じてお住まいの地域の補聴器相談医もご紹介できますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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