
宴会場やライブハウスにおいて、不快なハウリング音を聞いた経験がある人は多いのでは?本記事では、そんな「ハウリング」のメカニズムや、補聴器のハウリング現象も解説します。ハウリングを防止するための具体的な対策などもご紹介しますので、補聴器をお使いの方はぜひ参考にしてください。
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年齢とともに聞こえが悪くなっていく加齢性難聴は、補聴器を適切に使用することで改善させられることが多いです。しかし自分に合う補聴器はどんなものなのか、探すのは難しいと思っていませんか。
うぐいす補聴器は、スタッフ全員が「聞こえの専門家」。お気軽にお問い合わせください。

【この記事の監修者】
田中智子(認定補聴器技能者・うぐいす補聴器 代表取締役)
補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。
目次
ハウリングのメカニズム

ハウリングは、マイクとスピーカーがある環境で起こる現象です。
マイクで拾った音は大きくなってスピーカーから出てきますが、そのスピーカーから出た音をマイクが再び拾い、大きくて不快な音となってスピーカーから出力されます。このループが高速で繰り返されるのがハウリングで、あの不快なハウリング音は、このようなうなメカニズムで生み出されるのです。
ピーピー音が鳴る!?補聴器のハウリングとは

ハウリング現象は、補聴器でも同様に起こります。補聴器にはマイクとスピーカーの両方が搭載されていますから、ハウリングが起きやすい環境下であることは間違いないでしょう。
補聴器から出力した音が、ふたたび補聴器のマイクに入ってしまい「ピーピー」というハウリング音を発生させてしまうのが、「補聴器のハウリング」です。
このようにマイクに二重で音が入ってしまう理由としては、次の3つの要因が考えられるでしょう。
①補聴器の音量が大きすぎる
補聴器から出ている音が大きすぎる場合、それが音漏れの原因となってハウリングにつながりやすくなります。また、壁際や音が反響しやすい場所に居る場合も、同様に反響した音がマイクに入りやすくなります。
②補聴器と耳の間に隙間ができている
補聴器の耳栓のサイズが合っていない場合やしっかりと装着ができていないなどの場合も、補聴器と耳の間に隙間ができてしまい、音が漏れてマイクに戻りやすくなります。また、補聴器の電源をオンにしたまま耳から取り外しを行うと、同様のメカニズムで一時的なハウリングが起こりやすくなります。
③補聴器内部の劣化や故障
いろんな対策を講じても、まだハウリングが気になるという場合には、もしかすると補聴器本体の劣化や故障が原因となっていることがあるかもしれません。補聴器自体が原因となっている場合には、自力でハウリングを取り除くことは難しいので、一度、購入したお店に相談してみるのが良いでしょう。
補聴器のハウリングの対策

補聴器のハウリングの対策にはどんなものがあるのでしょうか。
ハウリングを起こさないようにするためには、補聴器の形状や装着方法を見直すことや、補聴器の音量やメンテナンスに気を配ることなどが挙げられます。それぞれの対策について、1つずつ詳しく解説します。
①耳せんの形状を見直す
補聴器のハウリングは、耳と補聴器の間に隙間ができることで起こると解説しました。補聴器の耳栓部分が 耳の形状に合っていない場合、そこに隙間ができてハウリングを引き起こす可能性が高くなります。もしかすると、補聴器の耳栓部分が耳の形状にフィットしていないのかもしれません。そのような場合は、適切な耳栓に交換することでハウリングを無くすことができるので、購入した補聴器店などで一度相談してみてください。
②正しく装着できているか再確認
補聴器は本来、耳栓部分をしっかりと耳の奥まで挿入しなければなりません。しかしながら、適正な位置まで差し込まれていないことが原因となってハウリングを引き起こしている場合があります。特に、補聴器を使い始めたばかりの人や、小さいものを扱うのが苦手な人は、補聴器挿入の感覚をつかむまでに少し時間が必要です。補聴器が正しく装着できているか不安な人は、補聴器店などでトレーニングをお願いするのも良いかもしれません。
③ハウリング抑制機能を備えた補聴器を選ぶ
補聴器はさまざまな機種が販売されていますが、そのほとんどには「ハウリング抑制機能」が搭載されています。
中には弱・中・強など、設定を変更できるモデルもあるので、①②の対策をとった上で、さらに抑制機能も強めるのがおすすめです。この設定は、補聴器販売店でしてもらう必要があるので、どんな時にハウリングが起こるのかなどを伝え、販売スタッフと一緒に解決してください。
④補聴器の音量を調節する
補聴器本体から出る音が大きすぎると、マイクがその音を拾ってしまい、ハウリングを引き起こす場合があります。
本来は販売店のスタッフと相談しながら①~③の対応策をとってみますが、ハウリングを今すぐ解決したいという場合には、ひとまず補聴器の音量を下げるのが効果的です。
補聴器の音量の下げ方については、補聴器本体のボタンで下げることができるものもあれば、新しい補聴器ならスマホと連動させて手元で音量調節ができる場合もがあります。お使いの補聴器によって方法は違いますので、わからない場合は購入したお店に問い合わせてみましょう。
⑤補聴器の定期的なメンテナンスを行う
補聴器のハウリングは、まれに補聴器内部の劣化や故障によって起きていることがあります。
適切に補聴器を使っているのにハウリングが気になるという場合には、一度専門家に相談してみるのが良いでしょう。また、日頃から定期的なメンテナンスを行うことで、故障などの異変にも気づきやすいですし、専門家にも気軽に相談できる環境ができておすすめです。
補聴器のハウリングが気になる場合は専門家に相談を

補聴器は精密な医療機器のひとつですから、小さなトラブルも専門家に相談してみるのがおすすめです。特に、認定補聴器技能者や言語聴覚士など有資格の専門家は、補聴器についての知識が豊富で、聞こえの改善や補聴器の不調などについても相談しやすいです。補聴器を使っていて気になることがあれば、ぜひお近くの補聴器店などで専門家に相談してみてくださいね。
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